盲導犬パピーウォーカーボランティアとは?リアルな生活・ペットとの違い

盲導犬パピーウォーカーボランティアとは?やってみたいなーって思った時、どんな生活がまっているのか?生き物と暮らすんだから適当には始められませんよね。

そこはやっぱり経験者に聞くのが一番わかりやすい!

なので盲導犬候補生を育てるパピーウォーカーとしての具体的な生活や、普通のペットとの違いを、実際に盲導犬パピーウォーカーをした私なりに正直にいいところも苦労したところもひっくるめてまとめました。

パピーウォーカーに申し込みをするかどうか迷っている方の参考にしてもらえると思うし、知ることで委託後もスムーズに、最高なボランティア期間を過ごせると思います。

盲導犬パピーウォーカーとはどんなボランティア?

パピーウォーカーとは、盲導犬候補生として生まれた子犬ちゃんを生後約2ヶ月から約1歳になるまで家庭で育てるボランティアです。

盲導犬に多い犬種であるラブラドールレトリバーやゴールデンレトリバー、F1(ラブラドールとゴールデンのミックス)の寿命は約12年から15年程度と言われています。

パピーウォーカーが育てる生まれてからの1年間は人間で言う赤ちゃん〜高校生までを育てるような感じになります。

実は子犬と言っても、赤ちゃん時代だけではなくある程度成長するまでを見守るボランティアと言うことになります。

一番大切なのは愛情・・の後のこと

盲導犬候補生であるパピーちゃんに一番大切な身につけて欲しいことは、犬が心から人好きであると言うことです。

盲導犬はいつも人と一緒にいられる事・人の役に立てることで喜びを感じる。人はいつも助けてもらってる犬に対して深い愛情を持ち接する。

こんな相思相愛な良い関係性を築いて行けるように、パピーウォーカーは生活を通して、子犬ちゃんの社会性や人との信頼関係を深めていくことが1番のお仕事になります。

そのために何が必要なのかと言うと、パピーウォーカーが子犬ちゃんを愛することです。「愛を持って育てる」ことこそパピーウォーカーの役割です!

・・と、はい。

ここまではどこのサイトにも書いてあるし、パピーウォーカーと調べたらどこにでも書いてあることになります。

が、実際には一筋縄にはいかないこともあります。

ここからは実際の生活という面でリアルなパピーウォーカーのボランティアについてお話ししますね。

さっき、人間で言うと子犬ちゃんの1歳までの期間は人間で言う高校生あたりまでを育てる感じだと言う事をお伝えしました。

想像してみてください・・人間の小学生や中学生や高校生を。パピーちゃんを育てている約10ヶ月間は、子育ての凝縮版です。

赤ちゃんの頃はなんでも口に入れる、おむつからのトイレトレーニング、悪魔の2歳児?!、第一次反抗期、小学生ならとにかく楽しく遊びたいけどトラブルもある、中学生や高校生は反抗期や思春期で難しい部分も出てきたり・・

子犬ちゃんも同じで、短い期間ではありますがこれらを経験して大きくなっていき徐々に落ち着いてきます。

具体的には・・

  • 夜中に起きる
  • トイレの失敗・成功の繰り返し
  • トイレの間隔が初めは短い
  • 食べてはいけない物を食べてしまう
  • 家具などをカミカミしてしまう
  • ドッグフェンスなどを破壊
  • 反抗してこちらに向かってくる(吠えたり噛んだり)
  • 上手に散歩できなかったり
  • お留守番あまり好きじゃない
  • ダメとわかってていたずらする時もある

(笑)こんな感じ〜!!

正直に言うと、ただ可愛いからとか、赤ちゃんだから大人しいんだろうなーとか、盲導犬になるくらい賢い犬種だからなんでも人間の言う事聞くっしょ!とかいう感覚だと痛い目にあいます・・

大型犬だから体格も生後半年ともなると立派で、力も強いです。

でもね、パピーちゃんって本当に可愛くて

  • 好奇心旺盛で子供らしい
  • どんどん成長が見える
  • 表情で考えてることがわかってくる
  • 何してもかわいいが勝つ
  • 悪さしつつもたくさん甘えてくる
  • 大きくてフワフワな体に癒される

初めに伝えた悪さや苦労もあるんだけど、それよりもかわいくて愛おしい部分がたーっくさんあります。

リアルに苦労した面も赤裸々に書いたけど、総合的には「盲導犬のパピーウォーカーボランティアやってよかった」と言うのが私の感想です。

では引き続きパピーウォーカーになるには何が必要で、どれくらいのしつけをするのか?などについてお伝えしていきますね。

盲導犬パピーウォーカーとして必要なこと

まずはパピーウォーカーになるための条件を満たしていないことにはパピーウォーカーになれませんので確認しておいてくださいね。

盲導犬パピーウォーカーボランティアの条件とは?
パピーウォーカーやりたい!やってみたい。 そう思っても自分にできるのかどうか?パピーウォーカーを引き受けることができる条件ってどんなものがあるのか? 訓練所や協会に問い合わせすればすぐわかるんだろうけど、時間がなかったり勇気がわ...

そして委託には一定のお金がかかります。

パピーウォーカーの費用負担はいくら?購入するものは?体験から具体的に
パピーウォーカーというボランティア。実際にやるとなるとどれくらいの費用が必要だったか? もちろんボランティアだからお金を稼ぐものでは無いのはわかっているけど、現実的に金銭負担はどれくらいかっていう部分もやるかやらないかに関わってくる部...

申し込みをし、

パピーウォーカー申し込み方法と流れ
パピーウォーカー始めよう! 条件が揃うなどしたら申し込みをしますが、どんな順序で申し込めばいいのか?私が行った手順になりますが、その方法をまとめておきます。 私はとてもスムーズに行きましたので、この方法の通りやれば大丈夫です♪ ...

委託後すぐからしつけは始まります。

実際にパピーウォーカーになったらするしつけ

パピーウォーカーはただ愛情を持って育てていけばいいのか、というとちょっと違います。

子犬ちゃんが安心して訓練所に入るくらいのしつけが必要になります。

人間の子と同じように、親として安心して社会に出るまでの常識や生活のルールを育てるみたいな感じですかね・・

「盲導犬の候補生だから盲導犬になるための訓練が必要では?!そんな知識ないし!」と思う人もいるようですが、それはプロの訓練士さんのお仕事。パピーウォーカーがするのはあくまで生活する上でのしつけです。

逆に愛情だけ与えて好きに育てればいいと言うのも違うのでそこは注意です。

  • してはダメなことを教える
  • トイレトレーニング
  • 食餌のマナー
  • お散歩中のマナー
  • 落ち着いて待てるようになる
  • 人の生活と自分(犬)の生活を分けれるようになる

この辺りを、パピーウォーカーと暮らす長い時間の中でだんだんと教えると言った感じです。そこには少し、一般のペットちゃんとは違う部分もあったりします。

パピーウォーカーはかわいい子犬ちゃんと、長い目を持ちながら楽しみつつ暮らしながら生活に必要な事を教える根気が必要になります。

犬を飼ったことがないけどパピーウォーカーして大丈夫?

そもそもこの疑問湧きますよね!パピーウォーカーになるための条件に犬を飼ったことがある人、と言うのはありません。

実際に私も犬を飼ったことがなかったけどパピーウォーカーになりました。

正直、犬との生活の普通がわからなかったことは苦労したところもあったのですが、その都度盲導犬協会(訓練所)の担当者さんに聞いたり、先輩パピーウォーカーさんに聞いたり調べたりしながら解決していきました。

しつけのことを知る機会も多くて、

  • 月に一度程度、盲導犬協会(訓練所)の訪問がある
  • 盲導犬協会(訓練所)でパピークラス(お勉強会)が開催される
  • 兄弟パピーちゃんや月齢が近いパピーちゃんを預かっているパピーウォーカーさんとの交流ができる

パピーちゃんのその時の月齢に合ったしつけがわかるので安心です。

交流があったからこそ、しつけがうまくいかないとか、周りができているのにウチの子は・・みたいな焦りを感じることもありました。

けど、そんなことよりも「こうやってみたら?」という先輩パピーウォーカーさんのアドバイスや「これを試しましょう」とい言ってくれる担当さんたちと力を合わせて楽しんだ10ヶ月って終わってみると思うことができています。

盲導犬パピーウォーカーとペットとの違い

盲導犬パピーウォーカーとペットとの違いをあげるとすればこちら。

  • 生涯一緒に過ごせない
  • 盲導犬ならではのしつけがある
  • 盲導犬協会(訓練所)の担当さんという相談役がいる
  • 期間中盲導犬協会(訓練所)に連れていく必要が何度かある

 

家族になると言う点では一般のペットちゃんとなんら変わりありません。ただ、パピーウォーカーは必ず1歳になると子犬ちゃんと離れなければいけません。

「パピーちゃんが一生幸せに暮らしてくれたら」そんな気持ちで別れる覚悟が必要です。

しつけも一般のペットだったら「まあいっか」ってなる感じのことがダメだったりすることもあります。

でもわからないことは担当さんが一緒に考えてくれるので心強かったです。

ずっと可愛がりたいなら一生添い遂げられる一般のペット、社会貢献を含めてかわいくてヤンチャな一定期間を一緒に過ごすことができるのがパピーウォーカー。ペットとの違いはそこかなと私的には思っています。

まとめ

盲導犬パピーウォーカーボランティアについて、私の経験から正直にまとめてきました。

苦労話もたくさんあったので書きましたが、それ以上に得られた物は大きくものすごく良い経験をしました。我が家にきてくれたパピーちゃんをずっと愛してるし、感謝しています。

ペットとの違いはやはりありますので、リアルな部分をわかった上でぜひパピーウォーカーをして欲しいです。

パピーウォーカー申し込みから委託までの期間は盲導犬協会(訓練所)により様々で待つ時もあるかもしれませんが、盲導犬の育成にはボランティアが欠かせない存在となっています。

ぜひパピーウォーカーまたはできるボランティアにたくさんの人が協力をして欲しいと思っています。近くの盲導犬協会(訓練所)HPをみたり問い合わせをしてみてくださいね。

全国の盲導犬協会(訓練所)

コメント

タイトルとURLをコピーしました