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赤ちゃんのお世話で毎日欠かせないものといえばおむつです。こまめに替えているつもりでも、気づけばおしりがかぶれてきて心配になっていませんか。
この記事では
- おしりかぶれの対処法7選
- おしりかぶれとの上手な付き合い方
をご紹介します。かぶれは赤ちゃんにとってはものすごく不快なもの。できるだけ改善してあげれるよう、ぜひ参考にしてくださいね。
赤ちゃんのおしりかぶれ対処法7選
赤ちゃんのおむつかぶれの対処法を最初にお話ししますね。次に紹介する7つをチェックしてみてください。
清潔に保つのが一番!
おむつをこまめに変えてるつもりでもおしりがかぶれてしまう場合は、もう少し頻繁に変えてみたり、拭きもれがないようにする、シャワーをしてあげる、など清潔を保つように心がけてください。
なかなかウンチの度にシャワーをする、外出先でも対応できるように濡れたガーゼを用意する・・などは手間もかかり大変ですが、おしりかぶれには、まずお尻を清潔に保つことが一番重要となります。
おむつかぶれがひどいと感じたら、少し手間をかけてあげることも大切です。
おしりを乾かそう!
お風呂あがりのお尻や、おしりふきでお尻をきれいにした後は湿っている事が多いので、すぐにおむつを履かせず乾燥させたり、湿気をとったりしてからにしましょう。
私はおむつセットの中に乾いたタオルも常備しておき、おしりふきで拭いた後は乾いたタオルで一拭きしていました。
保湿を心がける
肌のバリア機能が落ちている場合には、保湿が効果的です。おむつ内部はおしっこやウンチの雑菌が原因でとても刺激の強い状態です。
蒸れた状態が続くとおむつかぶれはひどくなるので、保湿はどうなの?と感じてしまうと思いますが、おしりを清潔にしたのちに保湿をすることで肌のバリア機能をアップさせてあげることができます。
ただし合わない保湿剤をぬってしまうと逆効果になる場合も考えられます。合うかどうかはしっかり見極めてくださいね。
病院で処方されたものや、先輩ママの口コミの良い「桃の葉ローション」や「白色ワセリン」、天然成分(99%)でできたアロベビーミルクローションなど肌に優しいものをまずは試してみてみましょう。
おしり拭き合ってる?
おしり拭きは赤ちゃんにとって刺激のない成分が使われていることがほとんどですが、赤ちゃんの肌に合わない場合も。
ぬるま湯で固く絞ったタオルや、ガーゼで優しく拭いてあげるようにしてみてください。
ベビーパウダーを活用する
昔はよく使われていたベビーパウダー。一時、ベビーパウダーは体に良くないと言われていました。これは海外製の商品の中にアスベストに汚染された成分が入っていたから。現在の日本では販売基準があり危険なものは売っていません。
ベビーパウダーは肌の湿気を抑えてくれ、消炎作用も期待できます。使い心地もサラサラなので、赤ちゃんにとっても不快感はないでしょう。
ベビーパウダーはある程度の肌荒れであれば、悪化を防いでくれます。ただし、肌荒れがひどい場合にはむやみに使うのはやめましょう。
夏場は汗にも注意
おむつの中はただでさえ蒸れているのに、夏場は汗もかきます。さらにおむつ内部は蒸れ蒸れの状態に・・。汗もこまめに拭いてあげてくださいね。
薬を利用する
病院に行くほどでもないけど気になる場合は、薬局に非ステロイド剤のおむつかぶれを治す塗り薬が販売されています。
患部に少し付け、伸ばすように塗り込んでください。赤ちゃん用の肌荒れ全般に効くとしているものが多く、比較的安心して使用出来ます。
私の娘は、市販の非ステロイド剤を使用して、ひどくなる前に対処していました。塗った翌日または2日後にはある程度きれいに治っていることが多かったです。薬を塗って改善した後は、通常通り保湿クリームやローションなどを塗り、これ以上おしりかぶれが酷くならないよう心がけましょう。
おむつかぶれと上手に付き合う

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お尻かぶれに対してはかなり気をつけているのに、ちょっと時間が経つと随分ひどくなっていたなんてことありませんか?
よく考えてみると、肌が出来上がった大人も同様の状況であればかぶれそうですよね。赤ちゃんの肌はとても繊細で未完成。おむつを替えるタイミングが少し長くなっただけでも、大人以上に敏感に反応してしまうのは想像できます。
もちろん赤ちゃんの体質にもよるので全然平気という場合も少なからずありますが、おしりかぶれになっていない時も赤ちゃんは肌が弱いという考えで毎日のケアをしてあげるといいと思います。
軽度であれば、ご紹介したとおり市販薬で治すことも可能ですが、ただれてきたり、痒みが発生したりするようであれば、皮膚科または小児科を受診して処方箋を使用する方が、早めの完治が見込まれます。
どうしても赤ちゃんのおむつかぶれが頻発する時は、おむつそのものの素材が合っていないということも考えられます。
使用している紙おむつを別ブランドにして赤ちゃんの肌に1番合うものを探してみるのも一つの手です。
実際、私のママ友の赤ちゃんも肌が敏感で某ブランドでは、お尻かぶれが治らなかったのに、別のものに替えたら、それ以降お尻かぶれで悩むことがなくなったそうです。
まとめ
赤ちゃんの肌は大人が考える以上に敏感です。月齢が小さい赤ちゃんほど、かぶれやすいです。
おむつかぶれの対処法は、
- 清潔に保つ
- おしりを乾かしてあげる
- 保湿でバリア機能改善
- おしり拭きは合ってる?
- ベビーパウダーを活用
- 汗にも注意
- 薬も活用しよう
でした。
おむつ生活は長い期間続きます。赤ちゃんの肌にあう方法を見つけるのは簡単ではありませんが、色々試してみながら予防策をママが理解してあげることができたら、毎日を楽に過ごすことができますよ。