
StartupStockPhotos / Pixabay
妊娠したとわかった時、仕事をしている場合いつ職場に報告しようか・・悩む問題です。私もその悩み、3回経験しています。
職場への妊娠報告のタイミングはいつが良いのか?できるだけ自分にとっても、職場にとっても良いタイミングで伝えたいものです。この記事では
- 妊娠を職場に報告するベストな時期
- 妊娠を職場に報告する前につわり・・対処法
- つわりなど、妊婦特有の体調が
すぐれず上手に職場に報告したい時は
この3つについてお伝えしようと思います。職場と良い関係を保てるように、ぜひ参考にしてくださいね。
妊娠を職場に報告するベストな時期

kaboompics / Pixabay
妊娠して、職場に報告するベストなタイミングは、人それぞれ状況によって変わります。早い方がいいとは思っているけど、迷っちゃうんですよね。その理由はあまり初期に伝えすぎると体調が安定しておらず、もしかしたら化学流産など妊娠の継続が難しい可能性を秘めているからです。
では安定期に入る頃(妊娠16週ごろから)がいいというと、そうでもありません。もちろん安定期に入ると流産の可能性も減りますし、体もある程度動けるようになるので心配は少なくなるのですが、安定期に入る前に待っているのがつわり。
つわりは妊娠12週から15週ごろがピーク。こればっかりはその時期に入ってみないとどの程度のつわりが来るかわかりません。
妊娠を職場に報告するタイミングとしては次の4パターンが主流です。
- 妊娠がわかってすぐ報告
- 心拍の確認が取れる頃(母子手帳入手のタイミング)
- 妊娠12週(つわりが始まる時期)
- 妊娠16週(安定期に入る頃)
どのタイミングに報告するのかは、以下のことを考慮し自分自身にあった時期を決めるようにしましょう!
妊娠の経過
例えば、何らかの原因で出血がある場合は、安静指示が出ることもあると思います。そんな時はやはり職場には早めに妊娠を伝えて休ませてもらうなど対策を取らなければいけません。
妊娠検査薬だけで陽性の場合は、病院に行ってきちんとした診断が出たあとなど、考慮して報告時期を決めましょう。
つわり
つわりがどの程度あるのかによっても職場に妊娠を伝える時期が変わります。職種によっては、すぐにトイレに行けない状況だったり、何か口にすることができない状況だったりと色々あると思います。
できる対策もありますが、つわりが酷いようなら休ませてもらうことも出てくるかもしれません。そんな時は早めに妊娠を報告する方が良いでしょう。
つわりの程度や種類で職場に迷惑をかけてしまう心配があるかないかも、報告するタイミングを考えるときに考慮しましょう。
仕事の内容
妊娠の報告のタイミングを決める場合、どんな職種かということもかなり重要になります。
お腹の赤ちゃんに危険が及ぶような職種だったり、立ち仕事、時間的にもハードな仕事・・色々あります。私の場合はこれに当たる理由で早めに妊娠を報告することにしました。
流産経験の有無
もし過去に流産の経験があったら、初期に妊娠を伝えることは怖いことですよね。自分の気持ち的に妊娠報告が無理なようなら、しばらく様子を見て判断するようにしましょう。
休職・退職時期
仕事を続けていくのか?それとも、退職するのか。そして、退職するのであればいつ退職するのか。仕事の流れや次の人の募集、産休を取るなら手続きが必要だったりと、会社の都合も考慮すべき問題です。
早く伝えなければうまくいかないことも出てきます。迷惑をかけてしまうことになると、自分も辛い思いをしてしまいます。妊娠報告をするタイミングを決める際は、職場のことも頭に入れておきましょう。
・・・・・・
なかなか職場に報告するタイミングを決めるのは難しいですが、自分自身と職場の両方にとって少しでも良い時期を見計らうよう心がけましょう。
私自身は、早期に「上司にだけ伝える」方法をとりました。仕事柄、車に乗ってることがかなり多かったので、危険もあると思ったからです。上司はきちんと対応してくれて、私の希望通りに退職の手続きをとってくれました。
妊娠を職場に報告する前につわり。
乗り越え方の工夫とは?

Concord90 / Pixabay
家と違って、いつでもどこでも自分の思い通り動くことができないのが職場。職場でつわりを乗り越えるためには少し工夫も必要です。
伝える上司を選ぶ
妊娠を正式に職場に報告していないなら、トイレに駆け込んだりしにくい状況になってしまいます。かと言ってまだ妊娠を伝えるのは不安・・そんな時は、自分にとって信頼のおける上司に伝えるようにするのも手です!
ただ、その上司に迷惑をかけてしまう恐れもあるので、あまりにもつわりがひどくなるようなら早めに職場に報告するようにしましょう。
つわり対策グッズを持っておく
自分のつわりがどんなタイプかを知り、常に対応できるようにしておけば心にも余裕ができます。
匂いに反応してしちゃう
マスクをつけたりタオルで抑えたりできるようにしておきましょう。
食べづわり
何か小さい食べ物を持っておきましょう。
例・・飴、ガム、バナナ、小包装のクッキー、小さいおにぎり、手が汚れない感じのパン、一口ゼリー、コンニャクゼリー
吐きづわり
空腹になると吐き気がするようなら、上記のようなもの、それから炭酸水で吐き気を抑えることができたという意見もあります。
どうしても吐いてしまい、仕事ができないようなら職場に報告すべきです。
有給休暇を使う
こんな時に使えるのが有給休暇!堂々と休みを取ってしまうのもおすすめです!
つわりがひどいなど、
休業や時間短縮が必要な時は
妊娠報告をする上に、さらに体調がすぐれず休業など職場に要望しにくい・・そんな時は「母子健康管理指導事項連絡カード」を使いましょう。
これは、働く女性から職場に妊婦特有の症状を伝えてもちゃんと伝わらないという事態を防ぐためにできたもの。医師の診断した内容を、きちんと職場に伝えるためのカードです。
休業や時間短縮が必要な場合にはこの母子健康管理指導事項連絡カードを作成してもらい職場に提出することによって、職場は内容に応じた措置を取ることが必要となります。
(出典:女性に優しい職場づくりナビ)
もちろん、この母子健康管理指導連絡カードがない場合でも、職場にいる妊婦さんの申し出が明らかな場合には会社は適切な措置を取らないといけません。しかし、このカードがあることによって内容の証明になりますしスムーズに対応してもらえることとなります。
妊婦さんにとって安心・確実に職場に体調を理解してもらうことができる制度です。
まとめ
妊娠の報告を職場にする時、いろんな思いが人それぞれあるので迷う問題です。
妊娠報告のタイミングは下記の時期が主流でした。
- 妊娠がわかってすぐ報告
- 心拍の確認が取れる頃
- 妊娠12週(つわりが始まる時期)
- 妊娠16週(安定期に入る頃)
そして、職場に伝える前につわりが来てしまったら、ご紹介したような対策を取って乗り切りながら、報告する時期を決めていくようにしましょう。
必要であれば、母子健康管理指導事項連絡カードを使えるよう、覚えておいてくださいね。