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妊婦は刺身NG?理由と影響を知り種類と量を上手に食べて栄養補給!

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妊婦の刺身

Chonow / Pixabay

妊婦が刺身を食べる・・これっていけないことだと聞いたことありませんか?かかりつけの産婦人科でも刺身は食べない方が良いと言われた妊婦さんも多いのではないでしょうか。お刺身はちょっと贅沢だけど、用意といえばパックから出すだけで簡単だし、家族にも喜ばれるメニュー。それなのに・・本当に食べない方が良いのでしょうか?その理由は??この記事では妊婦と刺身について、

  • 妊婦は刺身を食べてはいけない理由
  • お腹の赤ちゃんへの影響
  • 妊娠中の刺身・魚の食べ方について
    (食べてもいい魚・食べない方が良い魚)
  • 症状が出てしまったら

というテーマでお伝えしていきます。特に食べ方は妊娠中の食生活にかなり関係のあること。ちょっとややこしいですが理解して安心の妊娠生活を送りましょう。ではまず刺身がなぜ食べてはいけないのか、という話題からお伝えします。

妊婦の刺身がいけない理由

妊婦と刺身

Unsplash / Pixabay

理由1 水銀が含まれるから

まず、妊婦がお刺身を食べてはいけないと言われる主な理由は「水銀」です。魚によって水銀が多く含まれることがあるので、「妊婦のお刺身はいけない」とひとくくりに伝えられますが、実は全ての魚に危険なレベルの水銀が含まれているというわけではありません。

水銀が多く含まれる魚といえば大型のものが多く、普段食べるものでいえばマグロなんかが当てはまります。(※食べてもいい魚と食べない方がいい魚は後半でお伝えしています)

逆に水銀が多く含まれないお魚は食べてもいいということになりますが、なぜ大きいお魚のお刺身は水銀量はより大きくなるのか??理由がわかれば納得できるので、理由をお伝えします。

水銀は火山や石炭を使用する火力発電所、鉱山から放出されます。私たち人間がものを作り出す工程でも水銀を放出しています。この放出された水銀が地表に吸収され、河川などに流れ出します。その間湿ったり乾燥したり、植物が吸収したり放出したりするので、河川の中の水銀濃度が増加します。濃縮された水銀が川から海へと行く過程で微生物により水銀は生物に急速に吸収されやすい「メチル水銀」に変換されます。

このメチル水銀に毒性があります。河川から海にメチル水銀が流れこみ、微生物が体内に取り込みます。食物連鎖により小さい魚は大きい魚に食べられることになるので、水銀を取り込んだ魚を食べる大型の魚の水銀レベルは高くなるのです。

 

大きいお魚ほど水銀量が高くなる理由を知ると納得できますね。それから、水銀だけではなく食中毒もお刺身を食べてはいけない理由となります。次に詳しくみていきます。

理由2 食中毒の可能性があるから

妊婦さんといえば病気ではないとは言うものの、妊娠中は体に様々な変化が訪れています。妊娠中は抵抗力が低くなっていて、食中毒にもなりやすい状況です。食中毒の症状は次の通りです。

  • 嘔吐
  • 発熱
  • 下痢
  • 腹痛
  • 脱水症状

このような症状が刺身を食べてから数時間〜1日の間に出た場合、刺身の食中毒の可能性もあります。症状が出るとつらいだけではなく栄養面でも心配。このような症状が出ることによって食べることができず、妊娠中の大切な時期に必要な栄養も取れなくなってしまいます。

それに、食中毒の症状である下痢や腹痛により子宮が収縮し、切迫流産などを起こす可能性が出てくるのです。食中毒は直接胎児に影響はないとは言うものの、子宮への影響がある以上胎児への影響があることと同じ。食中毒の面から見ても刺身はやはり避けた方が良い食材だと言えます。

 

やはり妊婦さんにとって水銀も食中毒も怖いですね。

では、妊婦が刺身から水銀を食べてしまうと赤ちゃんはどうなってしまうのでしょうか?水銀の影響をまとめます。

赤ちゃんへの影響はあるの?

赤ちゃんへの影響

tookapic / Pixabay

水銀は胎児の発育に影響を与える、と研究結果が出ています。具体的にどんな可能性があるか?ですが、厚生労働省の資料を見るとこのように書かれていました。

注意しなければいけないお魚を食べる量の目安よりもとても多く食べ続けていた場合に限りますが、例えば生まれてから音を聞いた場合の反応が1/1000秒以下のレベルで遅れる可能性があることが言われています。

(厚生労働省「これからママになるあなたへ・・お魚について知っておいてほしいこと」より)

妊娠していない人の場合、普通の食事をして摂取する水銀量は、徐々に体外に出すことができます。しかし、赤ちゃんはお腹の中に暮らしているので自分の体の外に水銀を出すことができません。水銀は量が一定以上になると影響を与えるとされているので、溜め込んでしまうしかないお腹の中の赤ちゃんは影響を受けやすいことは想像できると思います。

だから妊婦さんは、お腹の赤ちゃんのために水銀を取らないように気をつけて食生活を送らなければなりません。

妊娠に気づく前にたくさん食べてしまったら??

え?!でも妊娠に気づく前にお刺身をたくさん食べてしまっていた・・どうしよう・・(泣)と考えているママもいるかもしれません。

でも安心してください。胎盤は大体妊娠4ヶ月ごろに完成すると言われています。赤ちゃんはこの胎盤を通して水銀も取り込んでしまうと考えられているので、胎盤が完成する前に摂取した水銀については徐々に体外に出て行ってます。

妊娠に気づくのは一般的に妊娠2ヶ月から妊娠3ヶ月の頃だと思います。胎盤の完成はそれ以降ですから、妊娠に気づいてからお刺身に気をつければ大丈夫ですよ!

妊婦は刺身と魚の食べ方を知ろう

妊婦のお刺身の食べ方

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水銀を含む魚・含まない魚とは

大きい魚は水銀が多く含まれる可能性があると言いましたが、具体的に水銀を含む魚はどれで、含まない魚はどんな種類のものなのか?これが分からなければ気をつけようにも難しいですね。

それぞれご紹介しますので、妊娠期間中は意識して食べ分けるようにしましょう。さらに水銀の高さにはレベルがあるので、レベル別に分けてます。食べ方にも関係してきますので、まずはレベルの高さにも注目して見てみてください。

水銀を含む可能性が高い魚

レベル0.5 

  • ユメカサゴ
  • マカジキ
  • キダイ
  • インドマグロ
  • イシイルカ
  • ヨシキリザメ

レベル1

  • 金目鯛
  • ツチクジラ
  • メカジキ
  • メバチマグロ
  • クロマグロ
  • エッチュウバイガイ
  • マッコウクジラ

レベル2

  • コビレゴンドウ

レベル8

  • バンドウイルカ

このレベルの数字は、実は1週間に食べても良いとされる目安に関係します。日本人が魚を食べる1食平均は刺身1人前80g。切り身1切れ80gとされています。これを基準とすると、お腹の赤ちゃんに影響を与えないためには、上記の魚の場合1週間に1レベルに抑える必要があります。

 

上記の魚は1週間=「1」の量にすること

 

改めて上記の表をみてください。

一覧表のはじめのレベルは0.5です。ここの中にある魚は、1週間に二種類(各80g)食べることができるという計算です。レベル1のものなら一種類。例えば、レベル1の金目鯛の煮付けを80g食べたとすると、1週間にとる表の中のお魚はこれで終わり。食べるなら水銀の心配がない魚にします。

では、レベル2のものは食べれないのでは??となりますが、もしも1に抑えきれなかった場合は次の1週間に、とりすぎた分を控えるようにしてください。

さすがにバンドウイルカはレベル8なので怖いですが、なかなか普段食べるようなものではないと思います・・。

では、水銀が含まれない魚も紹介しますね。

注意の必要がない魚(レベル0)

  • ツナ
  • ブリ
  • イワシ
  • さんま
  • カツオ
  • タイ
  • サケ
  • ビンナガ
  • メジマグロ
  • キハダ

 

この中の魚なら、いつも通り食べることができます。よく普段の食卓に出てくる食材も出てきていますね。妊婦の間は余計な心配はあまりしたくないので、この中から選んでおけば安心です。

水銀の心配をかくとついつい魚は食べないような食生活になってしまいますが、魚はとても体に良い食材。食べなければいいというものでもありません。注意の仕方を知っておくことが基本です。ここで改めて魚の栄養素について次に紹介します。

魚の栄養素

妊婦が刺身を食べることについての注意をみてきました。水銀が含まれるなんてみたら、なんだか食べにくくなってしまうかもしれませんね。でも魚は本来とても体に良い食材です。代表的なものでいえばカルシウムやドコサヘキサエン酸、EPAなどが多く含まれます。

妊娠中はできるだけ良質な栄養を取りたいので、魚は健康な食生活には欠かせない食材となると思います。強く健康な赤ちゃんを産むためには、上記の表をみて、食べない方が良いもの、食べても良いものを見極めないといけません。

それから食中毒の可能性もあるので、お刺身も食べたいところですが、なるべく火を通したお魚料理を食べると良いと思います。

妊婦が刺身を食べて症状が出てしまったら

食べてしまったら

Matlachu / Pixabay

水銀の影響は蓄積された結果なので、症状が急に出ることはまずないと考えられます。刺身を食べて症状が出るとすれば食中毒の可能性があります。

もしも、刺身を食べてしまって食中毒の症状が出てしまったらどうしたらいいのでしょう。

生のものを食べて上記のような吐き気、発熱、下痢、腹痛などが現れた場合には、慌てずに、すぐにいつものかかりつけの産婦人科にかかるようにしてください。

妊娠中は使える薬が普段と違うので、自己判断で薬を飲んだりするのは危険です。産婦人科は早朝でも夜間でも大抵連絡が取れるので、心配なら必ず連絡を入れて、指示を仰ぎましょう。

食中毒は強い腹痛や下痢の症状が出て子宮収縮なども考えられるので、大丈夫だろうという思い込みは絶対にやめましょう。

まとめ

妊娠中の食事はちょっとでも自分の体と赤ちゃんにとって良いものを。妊婦の刺身については

  • 水銀と食中毒に気をつける
  • 食べ方の注意点
  • 食べてもいい魚と食べてはいけない魚の種類
  • できるだけ火を通したものを食べる!!

この辺りの内容をまとめました。理由がわかれば納得して実践できますよね。妊婦と生卵についてはこれを意識して過ごしてくださいね。

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