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妊婦と牡蠣の関係。二種類の食中毒についてと症状、胎児への影響は?

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妊婦と牡蠣

Pexels / Pixabay

妊娠中に限らず、食中毒の危険性がよく指摘される「牡蠣」ですが好きな人も多いですよね。海の近くに旅行に行ったりすると普段は食べれないような新鮮な牡蠣が食べれるから嬉しい!なんてこともよくあります。

美味しくて栄養も豊富な牡蠣なのに、やっぱり妊娠中は食べてはいけないのでしょうか?火を通したフライはどうなんでしょうか?

私の場合、三重県に旅行に行って本当に美味しい牡蠣を食べて以来好きになりました。それも最近の話です。それまではほぼ食べず嫌いで好きじゃなかったので、妊娠中でも特に牡蠣について食べてもいいかどうかは迷いませんでしたが、友人は牡蠣が大好きだそうで、妊婦の牡蠣はどうなのか??と悩んでいたんです。

牡蠣好きの妊婦さんにとって牡蠣は食べても良いのか悩みの点。しっかり調べ、記事にしました。

  • 妊婦が牡蠣を食べてはいけないの?
  • 牡蠣による食中毒は二種類!
  • 胎児への影響
  • 牡蠣による食中毒にならないために
  • 妊婦なのに・・症状が出たらどうすればいい?

を記事にしていきます。食べてもいいの?悪いの??迷ってる妊婦さんの参考になれば嬉しいです。

妊婦は牡蠣を食べても良いの?

妊婦は牡蠣たべれるの?

maura24 / Pixabay

まずは結論からお話しします。

妊婦さんは牡蠣を食べても良いとされています。条件は必ず火が通ったものにすること。(※ただしノロなどのウイルスによる食中毒の場合です。火を通してもなくならない貝毒については後述しますので必ず読んでくださいね)

例えばカキフライなどは大丈夫だということになりますね。自宅で調理する場合は加熱しすぎかな?と思うくらい火を通してください。中まで火が通っていないことを知らずにたべてしまっては大変です。

お惣菜などの場合は衛生上しっかりと火が通ってると思われるので、食べても大丈夫です。妊娠中には生牡蠣や、火の通りが甘い牡蠣はやめておきましょう

ではなぜ、生のままの牡蠣は食べてはいけないのでしょうか??

妊娠中はお腹に赤ちゃんがいるだけではなく、自分の体に想像以上の変化が訪れています。妊娠中は抵抗力がとても低くなっていて、菌にも感染しやすい状況となっているのです。

二枚貝である牡蠣はノロウイルスや大腸菌を溜め込んでいる可能性が高く、それが原因食中毒を起こしてしまう危険性があります。さらに二枚貝は有毒なプランクトンを食べた結果、毒素も溜め込んでいて(貝毒)その毒による食中毒の可能性もあるのです。※ちなみに一枚貝はほとんど毒を溜め込まないそうです。

牡蠣は食中毒を起こす原因を溜め込んでいる点と妊娠中の抵抗力の低下を考えると、火が通ってない生牡蠣や火の通りが甘い牡蠣は避けるべきなのです。

牡蠣による食中毒の症状

牡蠣と妊婦さん

jsbaw7160 / Pixabay

上記にお伝えしたように、牡蠣を食べることによる食中毒には

  • ノロなどのウイルスによるもの
  • 貝毒によるもの

この二種類があることがわかりました。牡蠣による食中毒の症状をそれぞれ見ていきたいと思います。

ノロウイルスによる症状

牡蠣のノロウイルスによる食中毒になってしまうと以下のような症状が出ます。

  • 嘔吐
  • 発熱
  • 悪寒
  • 下痢
  • 腹痛

冬になるとニュースでも流行が話題になるノロウイルス。症状はきついですが、大体三日前後で治ります。後遺症もほぼないとのこと。

では、貝毒はどんな症状が出るのでしょう??有毒プランクトンを食べることで溜め込まれる毒(貝毒)による食中毒の場合は次のような症状が出ます。

貝毒による食中毒の症状

  • 唇のしびれ
  • 舌のしびれ
  • 顔面全体のしびれ
  • 手や足のしびれ
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 腹痛
  • 皮下出血斑(あざ)
  • 歯茎の出血

参考:牡蠣以外に貝毒が見つかった二枚貝・・ホタテガイ、アサリ、アカガイ、ヤマトシジミ、イタヤガイ、ムラサキガイ、イガイ、オキアサリ、トリガイ、バカガイ、ハボウキガイ、アコヤガイ・・などなど

牡蠣に限らず、プランクトンを食べ生きている二枚貝。プランクトンの中には有毒のものがあり、二枚貝は毒を溜め込んでしまうんです。これを貝毒と言います。貝毒も食中毒を引き起こす原因となります。貝毒の症状は2つのタイプに分かれ、「麻痺性貝毒」と「下痢性貝毒」があります。特に「麻痺性貝毒」は死亡例も確認されているので注意が必要です。

 

ノロとは違い、貝毒の場合は加熱してもなくならないため、感染しやすい冬を避けるか、食べないか・・などの対処しかできません。都道府県による貝毒の監視はされているので、基本的に売られているものは検査がされています。もし貝毒が見つかったら販売はされませんが、これも可能性を考えると100%とは言えません。貝毒は呼吸困難などの重症化するケースもありますし、妊婦は牡蠣(二枚貝)を食べないという選択をするべきかもしれません。

貝毒の症状は大体食べてから30分から4時間程度で発症することが多く、牡蠣による食中毒だとわかりやすいです。もしも上記のような貝毒による症状が出たかもしれないと感じた場合は、速やかに病院に連絡し、受診するようにしてください。

胎児への影響

赤ちゃんへの影響

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ママにとって、もし赤ちゃんに何かあったらどうしよう?!もし感染して、とってもつらい状況でもそう考えてしまうのはみんな同じだと思います。心配ですね。

ノロウイルスによる食中毒は、お腹の赤ちゃんに直接影響はありません。

貝毒についても、直接的に胎児への影響があったという報告は見当たりませんでしたが、麻痺性貝毒は特に症状がきついのでより注意が必要です。

しかしながら、食中毒の症状は吐き気などのためつわりと勘違いし処置が遅れたりするのは心配です。下痢や腹痛によりお腹の張り・子宮の収縮が起こってしまい流産の可能性があるのです。

そして症状が出ることによって妊娠中の栄養がたくさん必要な時期に必要な食事や水分補給ができなくなってしまいますので、牡蠣は軽い気持ちで食べてはいけない食材ではないかと思います。

直接的というよりも間接的に影響はありますので、覚えておくようにしましょう。

牡蠣による食中毒感染しないために

感染しないために

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牡蠣による食中毒には二種類の原因があることがわかりました。

  • ノロなどのウイルスによるもの
  • 貝毒によるもの

貝毒は加熱しても死滅しないですし、見た目にも変化がないので避けて通ることしか対応できません。

それに対してノロウイルスは加熱により死滅します。牡蠣を食べるときは必ずしっかりと加熱をしてください。加熱しているつもりでも、最後まで火が通っていない場合も感染してしまう恐れがあるので、ここは強く意識して火を通すようにしてください。

他には

  • 調理器具を清潔にしておく
  • 手洗いやうがいを徹底する
  • 嘔吐物を処理しなければいけない場合は塩素系の漂白剤を使う
  • 嘔吐物には絶対に触らず、密閉して捨てる
    (マスクや手袋着用。使用したものは捨てるか漂白後洗濯する。)

これを徹底して行いましょう!!

妊婦が牡蠣を食べて症状が出てしまったら

妊婦さんと牡蠣

AlexVan / Pixabay

もし妊娠中に食中毒になったらまずどうすればいいのか??妊婦の場合特に気をつけたいことは、水分補給。

はじめのうちは飲んだら吐いてしまう状況にまずはなっていると思います。時間はかかるかもしれませんが、舌を湿らす程度でもいいので水分補給を意識しましょう。いつの間にか脱水症状にならないように、飲めなくてもとにかく意識を忘れずに。

妊婦は普通の時とは使える薬が違います。症状を改善しようと自分で勝手に判断して市販の薬を飲んだりしないこと。それともう一つ大切なことは、すぐに病院に駆け込まないこと。

産婦人科には赤ちゃんや妊娠中のママ、もうすぐ出産で頑張っているママがいます。ノロウイルスは感染力が高いので、自分のせいでうつしてしまっては大変。まずは落ち着いて、産婦人科に電話をしましょう。夜間でも連絡が取れることが多いので、必ず連絡を入れて、訪問してもいい時間帯などを聞いて受診するようにします。

先ほどもお伝えしたように、ノロウイルスは胎児に直接の影響はないとされているので、心配しすぎないように対応しましょう。

まとめ

牡蠣って好きな人は好きですよね。栄養価は高いのですが心配事も多いかも。

  • 妊婦は抵抗力が低い
  • 牡蠣は完全に火を通す
  • ノロなどのウイルスと貝毒の二種類の食中毒がある
  • 貝毒は加熱しても死滅しない

妊婦が牡蠣を食べるなら、リスクも知る必要がありそうです。

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