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私の息子はよく動き、とても元気ですが、小さい時は病院に行く回数も一番多かったんです。その原因は鼻水。鼻水が止まらない状況である時期も多く、いつ病院に行ったらいいのか?どのタイミングで行ったらいいのか?いつも迷っていました。
私自身、日中は仕事をしているので時間もなく、疲れていたのでできるだけ病院には行きたくない気持ちも正直にいうとあったりもしました。子供の病気に対して慎重になるのは決して無駄ではないけど、できるだけ病院に行く回数は減らしたいもの。
この記事では子供の鼻水が止まらない状況のママへ、私がなんども病院に通ってきて実感としてわかったこと、病院の先生から受けたアドバイスを交えながら受診のタイミングをまとめていきたいと思います。
- 鼻水の原因を簡単に説明!
- 病院に行く目安チェック
- チェック項目の詳しい説明
これまでの子育てで私自身が経験したこともたくさん書いていますので、病院受診の目安として参考にしてくださいね。
子供の鼻水が止まらない!
いつ病院にいく?

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子供の鼻水が止まらない場合の病院にいく目安をまとめます。(理由は後に詳しく説明します!)当てはまる症状がある場合は受診をするタイミングがきています。まずは子供の状況をチェックしてください。
- 熱がある
- 咳をしている
- 本人がつらそう
- 日中もずっと鼻水が出ている
- 鼻水が黄色い
- 耳を痛がる
- 目の奥が痛い
- ボーっとする
- 1ヶ月以上鼻水が出ている
- 鼻水と同時に目が痒かったり肌が荒れてくる
当てはまるものがありましたか?理由は次に書きます。私がお医者さんに言われたこと、経験したことも書いてますので参考にしてくださいね。
子供の鼻水を症状に解説
熱がある
熱がある場合はなんらかのウイルスに感染し、かぜ症候群を引き起こしている可能性が高いです。一般的な病気で自然に治ることも多くありますが、こじらせてしまうと大変です。
子供の場合は熱があっても元気な様子であることも多いですが、病院を受診しましょう。
咳をしている
咳をしている場合もかぜをひいてしまっている可能性が高くなります。咳が始まってこれからどんどん症状が悪化することもありますし、気管支炎や肺炎なども疑わなくてはいけません。
滅多にないことかもしれませんが、私の知り合い(大人です)は咳が出始め風邪と思ってしばらく様子を見ていたところ、重い肺の病気だったケースがあります。咳はただ喉の炎症で出ている場合が多いとはいうものの、何か重い病気のサインであることも忘れてはいけないと思う出来事でした。医者ではない私たちには正確に判断ができないので、咳が出たら早めに受診することをオススメします。
ぐったりしている
子供が鼻水だけでなくぐったりしているようなら、病院を受診しましょう。風邪以外の病気が隠れている場合もあります。これも友人の子供が経験したことなんですが、なんとなくしんどそうにしていた子供がいきなり動けなくなり、受診してみると入院が必要な病気だった・・ということがありました。子育て経験が長くなるといろんな状況を目の当たりにします・・。
症状が少なくても、しんどそうにしているようなら早めの受診を心がけましょう。
日中もずっと鼻水が出ている
病院の先生のアドバイスとして、風邪の場合、朝と晩に鼻水が目立つようでも日中あまり気にならないようなら症状は軽くなってきている、というものがありました。
逆に日中も鼻水が出ている状況がつづいている時は、風邪が長引いている証拠です。
鼻水が黄色い
風邪をひいている時の鼻水は黄色、アレルギーで出ている鼻水は透明だと先生が教えてくれました。鼻水が止まらない場合、どんどん黄色になってくるようであれば症状が悪化している証拠です。
透明であればアレルギー。アレルギーは体質なので、ある程度の鼻水は仕方のないこと。アレルギー科・小児科でアドバイスを受けてください。
耳を痛がる
耳が痛い場合は中耳炎になっている可能性が高いです。風邪をきっかけに鼻水が出て、鼻水が増えると耳へ。子供は鼻から耳へつながっている管が水平である上、短いので大人よりも鼻の奥から菌が耳へ移動しやすくなっているのです。
先生曰く、大人であれば中耳炎にかかるとすぐ耳鼻科に行きたくなるような痛みがあるのに、子供の場合は中耳炎になっていても平気な顔をしている場合が多いということでした。
確かに息子も中耳炎になっていても耳の痛みを自分から訴えることは少なく、怪しいなと思って耳鼻科に連れて行くと中耳炎になっていた、ということがほとんどでした。
赤ちゃんの場合は、耳をなんとなく手で触っている、機嫌が悪いというのが中耳炎を見つけるポイント。ある程度大きくなった子供であれば、耳が痛くないか聞いてみるのもいいと思います。(痛くないと言っているのに中耳炎なこともありましたが・・)
何度これを経験したかわかりません。中耳炎になる子供は結構繰り返す場合が多く、鼻水=中耳炎な子供もいます。
鼻水が出ている=中耳炎になる可能性がある
ということを覚えておきましょう
目の奥が痛い
ボーっとする
鼻水から起こる病気として、副鼻腔炎という病気もあります(ちくのう症もこれにあたります)。鼻から繋がる空洞(鼻腔)に炎症が広がってしまい、酷くなると膿がたまります。
ねっとりとした鼻水や青っぽい鼻水も症状のうちですが、副鼻腔炎になっていると目の奥が痛かったり、ぼーっとすることもあります。このような症状が見られたら、早めに受診すべきです。
1ヶ月以上鼻水が出ている
これも副鼻腔炎になる可能性を秘めています。さらっとしていない鼻水が出ているのに大丈夫だろうと病院に行かずにいると、長女が急性副鼻腔炎になっていたことが数回ありました。
副鼻腔炎はしっかりと治療しておかないと慢性化してしまうので、ある程度ネバっとした鼻水が続いてるなと思ったら病院に来てねと言われたことがあります。
ついつい仕事で忙しくなかなか病院に行ってなかったので、後から後悔しちゃいました・・。
鼻水と同時に目が痒かったり肌が荒れてくる
アレルギー症状で鼻水が日常的に出ているケースはあります。アレルギーの場合は透明の流れるような鼻水が出るそうですので、風邪かどうか見極めるヒントになります。
ある程度は体質ということで上手に付き合って行くことにはなりますが、目のかゆみや全身の肌荒れ・かゆみはとてもつらいものです。アレルギー症状も薬で軽減させることができるので、あまりにひどいようであれば受診しましょう。
子供の鼻水が止まらない原因とは?

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病院に行く目安をお話しして来ましたが、子供の鼻水がなぜ止まらない場合が多いのか、を簡単に説明しますね。
実は本人が何も感じていなくても、日常で毎日鼻水は出ています。なんと大人であれば毎日6リットルにもなるのだとか!子供もほぼ一緒の量が出ているというのだから驚きですね。毎日鼻水が出ている中でウイルスに感染してしまい風邪をひいたり、花粉やハウスダストなどのアレルギー体質である場合は、さらに鼻水が出ることになります。
そしてさらに子供の鼻は詰まりやすい特徴があります。子供の鼻の穴は大人よりも小さく、低い場合が多いです。大人よりも空間が狭いということになるので、少しの鼻水で詰まってしまうことになります。
だから症状が出たと思ったらすぐにかなりの鼻水が詰まっている状況になることがあるんですね。鼻水が詰まってしまうと眠れないことも。
紹介している受診のタイミングも見ながら、つらそうであれば早めに受診するよう心がけましょう、
まとめ
アレルギーと風邪、並行して症状が出ていることもありました。
鼻水が止まらない場合、病院を受診して適切な処置を受けることで症状は軽減して来ますので、ママの不安があれば受診をしましょう。
※あくまでも私は医師ではありません。きちんとした診断はお医者さんに行って見てもらってくださいね。