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二人目の赤ちゃんが欲しい場合は、どれくらいの年の差がいいかと考えているパパやママも多いのではないでしょうか?経済的な状況や生活面、親の年齢や体力面・・。
子育てはもちろん思った通りいかない部分もかなりありますが、一人目と二人目の年の差によっても育て方や生活スタイルが変わる部分もあります。
この記事では私の子供の年の差「年子」と「4歳差」、そのほかの年齢差についてまとめてみました。どの子にも当てはまるわけではないけど、体験談からの私の考えも書いていきますので、ぜひ参考にして欲しいと思います。
二人目の年の差の理想は?

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二人目の子供をうみたいなと考えた時、元気に生まれてくれれば何歳差でもいいと思いつつ、やはり年の差のことも考えながら計画をすると思います。
年齢差によってのメリットやデメリット、思ったことなどをまとめますね。
二人目が年子
年の差が1~2歳の場合は、同じような年代の赤ちゃんが2人いると考えて良いかもしれません。
乳幼児期のお世話は、似ていることが多いので育児が2倍になって大変です。赤ちゃんが小さい頃はママもねれないことが多いし、上の子もまだまだ大変な時期。ただし、大変な時期が1度に終わるので、その後の子育てはどんどん楽になっていきます。
私の子供は年子なので、実体験でお話ししたいと思います。長男(二人目)と次女(三人目)は1歳8ヶ月の差。正直次女が生まれた時の記憶は忙しすぎてか、あまりありません(笑)
長男がしっかり歩き始めたのが1歳4ヶ月ごろと遅かったので、次女の妊娠後期から出産後あたりは歩くことが楽しくて仕方ない時期。長男がとにかくウロウロするので追いかけ回すのに必死だけど、大きいお腹か生まれたばかりの赤ちゃんがいる大変な状態の生活が続きました。
上の子のトイレトレーニングやいやいや期も、下の子が生まれている状態で迎えることになり、かなり大変な時期もあります。
でも生まれたばかりの次女も、周りに子供がいつもいることであまり泣かなかったかもしれません。もうすぐ2歳になる長男にしてみたら赤ちゃんは気になる存在。危なっかしいこともたくさんあったけど、何かとお手伝いしようとしてくれたり可愛がったりしてくれることも多くありました。(ママがした方が早いようなこともありましたが・・)
それに成長しても、遊ぶこと、怒られることも、ずーっと二人は一緒。二人の可愛い時期のこどもを同時に見れることは大変だけど幸せ感もありました。
保育所も二人仲良く通うことができました。二人目が一学年の差しかないのは、ママの身体的には大変なことが多いけど、子供同士が遊んでくれたり、購入したおもちゃを共有してくれることもメリットだと感じていますし、何よりも子供同士も楽しいのではないかと思っています。もちろん喧嘩することも多いけど、そのぶん仲良しといった感じです。
教育資金については、成長していく過程で保育園や学校に所属する期間が長く同じになります。お金がかかる時期も同時にやってくることになるので、やはりお金の負担が大きいと感じると思います。
しかし、こちらも大変な時期が1度に終わるので、一定期間が終わればその後は親の老後資金をしっかり貯めることが出来ます。
4歳を超える頃まではしんどいことが多かったけど、ある程度大きくなった今となっては年子もなかなかよかったな、と思っています。
二人目が2歳差
二人目が2歳差ということは、赤ちゃんが生まれた時、上の子は2歳だと思います。2歳はいやいや期の絶頂である場合が多く、ママが育児に忙しいことは関係なく上の子はいやいやを発揮します。
魔の2歳児という言葉がありますが、本当にこの時期があると私は感じてます。何かと色々ややこしい部分が2歳児にはあります。そのぶんかわいい部分もたくさんありますけど・・。
なのでただ体力的に大変というのではなく、上の子の相手をしながら、ママとして睡眠が取れない時期の赤ちゃんを育てなければならないので、2歳差特有のしんどさが出てきます。
2歳の差があればすでにある程度いろんなことをわかっているので楽な部分もありますが、逆に赤ちゃんにお母さんを取られた!と思う子もいるようで、友人の全員2歳差四人兄弟を産んだママは上の子の赤ちゃん返りが大変と言ってました。
妊娠中も上の子が1歳で動き回る時期。二人目が2歳差というのは、一番しんどい時期が長い年の差なのかもしれません。
でも、少し大きくなって落ち着くと一緒に遊べる年の差であり、お互いに刺激しあえる年齢でもあります。年子だと一緒のように育ててしまって年の差もないような感じになってしまう感があるのですが、2歳差の場合はきちんと年の差も理解しているような兄弟に。
学校に通うようになって勉強を教えあったりできれば最高ですよね。それでいて生活スタイルも同じ時期が長いので、ママとしても助かると思います。
教育資金についても入学・卒業が同時にならない年齢差ですので、1度にたくさんの出費ということにはなりません。計画性も立てやすい年の差だと思います。
2歳差は初めはしんどいけど、あとは楽になれる年齢差と言えるのではないでしょうか。
二人目が3歳差
年の差が3~4歳の場合は、上のお子さんがある程度大きくなっているので、親の話を聞き分ける能力が備わっています。そのため、助けられる面がぐっと増えます。
上の子の性格にもよりますが、4歳くらいの差が出てくると赤ちゃんを可愛がってくれる場合も多く、赤ちゃんの面倒をみてくれることも多くあります。3歳4歳差の兄弟を持つママ友に聞いてみたのですが、赤ちゃん返りをしてしまう子よりも、赤ちゃんをお世話してくれる小さいお母さん・お父さんになる場合が多い印象です。
私の長女(一人目)と長男(二人目)の年の差は3歳8ヶ月。学年では四学年離れています。私も二人目育児が初めての状況でどうなるかと心配していましたが、4歳差ということもあり、小さいお母さんの元すんなりと二人の育児をできたような気がしています。
むしろどちらかといえばややこしい長女だったのですが、赤ちゃんが生まれたことにより面倒見の良い娘に変身!個人的に経験してみて4歳差はおすすめです。
子育て中の消耗品となるオムツやミルクの時期も重なりませんし、卒業と入学の時期も重なりません。いろんな面で2倍の出費になることがないでしょう。
しかし、長期に渡っての育児期間にはなります。計画を立てて貯金をしていかないと老後の貯蓄が難しくなったり、ベビー用品を再度買い足す必要があったりするため、経済面では困ることも出てくるでしょう。
また、育児期間が長いため、なかなかお子さんが手から離れず、ママ自身の時間を持つことが難しくなるというデメリットもあります。
二人目が5歳差以上
年の差が5歳以上の場合は、上の子がかなり大きくなっているため、下の子の面倒は大変楽になります。上の子が赤ちゃん返りすることもかなり少ないですし、下の子の面倒をしっかりみてくれる年になっています。落ち着いて子育てができますよね。
二人目の年の差が小さければ小さいほど、子供一人ひとりに時間をかけてあげる事がしにくくなります。ですが二人目が5歳差になれば時間もある程度確保が出来ますので、子供にとっては嬉しいでしょう。
ただ、年が離れると兄弟で一緒に遊べる期間は短くなります。保育園や幼稚園と小学校、小学校と中学校など生活リズムがどうしても違いますし、遊び方も違ってくる年齢差です。
親戚に7歳差の兄弟がいます。優しい中学生と小学生の妹。仲は良いですが、一緒にたくさん遊ぶという感じではありません。
そして教育期間が長期間に渡るため、経済面や体力面など、親がきちんと計画を立てながらの子育てが必要となります。
まとめ
年の差を気にすることは、もちろん重要な事ではあります。ただ赤ちゃんは授かりもので、何歳差にしようと決めていても上手くいかないこともあります。どの年の差にもいいところや悪いところがありますし、男女の兄弟、姉妹によっても良い点、悪い点は変わってきます。
あまり年の差にこだわらず、2人目が出来た時は、その時に両方のお子さんを存分に可愛がってあげられるように工夫していけば良いと思います。
育児のしんどさも年の差によって違ったりもしますが、親も悩みながら精一杯子育てすれば、どの年齢差でも一人っ子でも素晴らしい時間になると思います。