
jessicaerichsenkent / Pixabay
お腹の中で赤ちゃんが生活する時に欠かせないものがヘソの緒です。赤ちゃんがここから栄養を得てお腹で暮らしているなんて・・何だか神秘的な気持ちになります。
生まれてからも名残で少し長めに切り取られ、おへそに残っていますよね。初めて子供を産んだとき、想像と違うへその緒を見て私はえ?!と思ってしまいました。すぐに取れると思っていたら案外取れなくて、一体いつになったら取れるのだろう?と感じました。
この記事では、へその緒について
- 取れる時期はいつごろなのか?
- 取れた後はどうするのか?
- いつまでケアをすればよいのか?
- 大事なへその緒の保管方法について
- へその形とへその緒
この5つについてご紹介します。ぜひ参考にしていただければと思います!
へその緒が取れる時期はいつ?

Pexels / Pixabay
妊娠中、事前に赤ちゃんのことをたくさん調べていたら何も思うことはなかったのかもしれませんが、私にとって赤ちゃんを産んだ時のびっくりの一つがへその緒でした。
まさか生まれたての時はへその緒があんな風にしばらくくっついているなんて思ってもなかったんです。産院で消毒セットをもらい、こわごわへその緒を消毒をしていたことを思い出します。
消毒しているとヘソの緒が取れる時期が気になりますよね。
一般的にへその緒が取れる時期は生後1ヶ月の頃です。
1ヶ月検診までに取れることが多いと言われています。
赤ちゃんがママの体外にでるので、へその緒自体が乾燥します。そのため、ポロッと取れてしまうのです。早い赤ちゃんだと入院中に取れてしまうこともありますが、遅い赤ちゃんだと家でしばらく消毒し、取れる時期を待つことになります。
万が一なかなか取れなくても、1ヶ月検診の時に先生が確認されるので、心配は無用ですよ。
無理に取ろうとせず、現状のままでお世話して構いません。うちの息子は新生児黄疸が出ており、追加入院をしたので、入院中に取れたと、退院時に助産師さんから教えてもらいました。娘は、だいたい1ヶ月近くなるまで取れなかったので、それまで消毒をしていました。
その子それぞれ、へその緒が取れる時期は違いますので、焦らずお付き合いしましょう。
取れた後どうすればいいの?

789083 / Pixabay
へその緒が取れるまでも消毒をしていたと思いますが、へその緒が取れた後も、引き続き消毒をするようにしましょう。大人でもそうですが、おへそはとてもデリケートな部分です。へその緒が取れたてならなおさらです。
取れた後に何もせず放置してしまうと雑菌などが入る可能性があります。綿棒などを用いて取れた後も、様子を見ながら1ヶ月ほどはケアを行いましょう。
徐々にヘソの部分が乾燥し、消毒をしなくても良い状態になります。また1ヶ月、3ヶ月検診の時に先生に確認する機会もありますので、不安な場合や消毒ケアの止め時がわからない場合は、その時に確認することも良いでしょう。
万が一、ケアをしている中で、赤く晴れてきたり膿んできたり、また異臭を放つようであれば、雑菌が繁殖している可能性があります。そんなときは医療機関にすぐ相談しましょう。
へその緒の保管方法について
ヘソの緒は放っておくと乾燥して、元の形がどうであったか忘れてしまうほどになります。保管することが必須ではありませんが、もしお子さんが大きくなった時に生まれた頃の話をされる場合、へその緒があれば臨場感も湧きますし、出産の感動を思い出しますよね。
私のお母さんも母子手帳とともにしっかりと保管しておいてくれていました。さすがに子供の頃、自分のへその緒を初めて見たときは「なんじゃこれ!」と思いましたが、自分が出産していろんなことがわかった今は、きちんと保管しておいてくれた母の愛が身に染みます。
多くの産院では、へその緒を保管する入れ物を退院時にいただけることが多いです。私の産院でももらうことができ、入れ物は桐の木箱(乾燥剤付き)でした。木で出来た箱は、湿気や乾燥から中の物を守ってくれるそうなので、もし産院で貰わなかったというママは、専用ケースを探してみてください。
保管前には、完全に乾燥させてケースに入れるようにし、カビの発生を防ぎましょう。
ヘソの形とへその緒

PublicDomainPictures / Pixabay
人のヘソの形って色々あります。私は自分自身のおへその形が好きでは無いので、子供の頃はお母さんのへその緒の切り方が悪かったんだと思っていました。あなたはそんな風に思った経験はありませんか?私だけかな・・?
へその形は、へその緒を消毒したとかしてないとか、切り方が悪いとかは全く関係ないそうです。やっぱりお母さんは悪くなかったんですね(笑)
子供を産んで見て、自然に取れるへその緒を見て、やはりへその緒は関係ないのだということを実感しました。
まとめ
ヘソの緒が付いている期間はとても短いです。おへそのケアは毎日しなくてはいけないけど、へその緒がついてる時間も貴重な期間です。
デリケートな場所だけに赤ちゃんのおへそのケアをしっかり行うことは忘れないようにしましょう。また思い出のヘソの緒は、出来る限り桐の箱に入れて保管するようにしましょうね。
箱ごと無くした!なんて事にならないよう、大切なものをしまう場所に一緒に保管しても良いですね。