こんにちは、ハッピーです!
「最近、自動車保険の更新通知が来たけど、なんでこんなに高いの?」と思ったことはありませんか?当たり前のように払っていたけど、保険会社による差もあるし・・。多くのドライバーが感じるこの疑問にお答えします。
実は自動車保険の料金には明確な理由があり、それを理解することで保険料を抑える方法も見えてきます。今回は自動車保険が高くなる理由と、賢く保険料を節約するための実践的な方法をご紹介します。
自動車保険が高くなる主な理由
1. 年齢と運転歴
保険会社にとって、若い運転者や運転歴の浅いドライバーは「リスクが高い」と判断されます。統計的に事故率が高いためです。特に20代前半までのドライバーは保険料が高く設定されがちです。
例えば、20歳で免許を取得したばかりのドライバーと、40歳で運転歴20年のドライバーでは、同じ車種・条件でも保険料に大きな差が出ることがあります。
経験が違うから、リスクも違うのは納得できる部分でもあります。
2. 車種と車の年式
高級車や高性能車は修理費が高額になりやすく、盗難リスクも高いため保険料が上がります。また、古い車は安全装置が少なく、事故時の損害が大きくなる可能性があるため、保険料が高くなることがあります。
最近の車は先進安全装置を搭載したモデルも増えていますが、それらの修理費は一般的な車よりも高額になる傾向があります。このあたりも保険料に影響します。
3. 居住地域
都市部など交通量が多い地域や、事故や盗難が多発する地域では保険料が高くなります。田舎よりも都会の方が一般的に保険料は高い傾向にあります。
東京や大阪などの大都市では交通量が多く事故リスクも高いため、地方都市に比べて保険料が割高になることが多いのです。
4. 運転者の保険履歴
過去に事故や違反があると、保険料は大幅に上昇します。逆に無事故・無違反の期間が長いほど、保険料は割引されることが多いです。
3年以上無事故だと大きな割引が適用される保険会社も多く、長期間無事故であることが保険料節約の鍵となります。
5. 補償内容の充実度
当然ながら、補償範囲が広く、限度額が高い保険ほど保険料は高くなります。特に対人・対物の無制限設定や、車両保険の追加は保険料を大きく押し上げる要因になります。
フルカバーの補償内容を選ぶと安心感は高まりますが、その分保険料は高額になります。必要な補償と保険料のバランスを考えることが重要です。
【保険料を安くする5つの裏ワザ】
自動車保険が高い理由がわかったところで、次は保険料を賢く節約する方法をご紹介します。
1. 複数の保険会社で見積もりを取る
これは最も基本的ですが効果的な方法です。保険会社によって保険料の計算方法が異なるため、同じ条件でも料金に差が出ます。
最低でも3社以上の見積もりを比較するのがおすすめです。
インターネットの一括見積もりサービスを利用すれば、数分で複数の保険会社の見積もりを取得できます。条件を揃えて比較することで、最大で年間数万円の差が出ることも珍しくありません。
同じ条件なのに値段がちがうなら、安い方を選びたいですよね。
2. 運転者の範囲を限定する
家族限定や本人・配偶者限定など、運転者を限定することで保険料を抑えられます。特に若いドライバーを除外すると保険料が大幅に下がることがあります。
例えば、家族で車を共有していても、実際に運転するのが夫婦だけであれば「本人・配偶者限定」にすることで保険料を10〜20%程度削減できる可能性があります。
我が家では、夫婦しか運転しない車がありますので「本人・配偶者限定」にしてます。
3. 年間走行距離を正確に申告する
走行距離が少ないほど事故リスクも低くなるため、保険料も安くなります。過剰に申告せず、実際の使用状況に合わせた走行距離を選びましょう。
通勤で使用せず休日のみの利用であれば、年間5,000km以下の設定にできる可能性があります。正確な走行距離を申告することで、不要な保険料を支払わずに済みます。
4. 車両保険の見直しをする
車の価値が低下している古い車の場合、車両保険を外すことも選択肢になります。あるいは、免責金額(自己負担額)を上げることで保険料を下げることも可能です。
車の年式が7年以上経過している場合、市場価値が大きく下がっていることが多いため、車両保険の費用対効果を考え直す時期かもしれません。
5. 長期契約や一括払いの割引を活用する
多くの保険会社では、長期契約(2〜3年)や保険料の一括払いに対して割引を適用しています。余裕があれば、こうした支払い方法を選ぶことで総支払額を減らせます。
一括払いにすると、分割払いに比べて年間3〜5%程度の割引が適用されることが多いです。長期的に見れば大きな節約になります。
賢い選択で自動車保険料を節約しよう
自動車保険が高く感じる理由は、様々な要素が複雑に絡み合っています。年齢、運転歴、車種、居住地域、過去の事故歴など、多くのことが保険料に影響を与えているのです。
しかし、きちんとした知識を持っておけば、自分の状況に合った選択ができ、保険料を大幅に節約することも可能!
複数の保険会社を比較し、不要な補償を見直し、各種割引制度を活用しましょう。
保険は「もしも」のための備えです。補償内容を削りすぎて肝心なときに役立たない保険になってしまっては本末転倒です。逆に、過剰な補償もいりません。
必要な補償はしっかり確保しつつ、無駄を省いた賢い保険選びを心がけましょう。
自動車保険の見直しは、年に一度の更新時だけでなく、ライフスタイルに変化があったときにも検討する価値があります。引っ越しや家族構成の変化、新車への買い替えなど、状況が変われば最適な保険も変わります。
安全運転を心がけ、賢い保険選びで家計にも優しい車生活を送りましょう!