こんにちは!ハッピーです。
我が家では家族5人+車3台というなかなかの大所帯で、自動車保険料の負担は家計に直結する大きな問題。
実は、家族で複数の車を所有している場合、ちょっとした工夫で自動車保険料を大幅に節約できることをご存じでしょうか?今回は我が家で実践している「家族割引をフル活用する方法」を詳しくお伝えします。
同じような状況の方々の参考になれば嬉しいです!
家族で自動車保険を節約できる3つの理由
まず最初に、なぜ家族単位で考えると自動車保険を節約できるのか、その理由を簡単にご説明します。
1. 保険会社は「家族まとめて契約」に割引を適用している
多くの保険会社では「家族が複数の車を同じ会社で契約すると割引になる」サービスを提供しています。
これは保険会社にとって、一度に複数の契約を獲得できるメリットがあるためです。
2. 家族間で運転者の設定を最適化できる
誰が、どの車を、どのくらいの頻度で運転するかを家族で把握し、最適な保険設定にすることで保険料を抑えられます。
例えば、若いドライバーが運転しない車は、年齢条件を厳しくすることで保険料が安くなります。
3. 等級の引き継ぎや名義変更で割引を最大化できる
自動車保険には「等級制度」があり、無事故年数に応じて割引率が大きくなります。
家族内での等級の上手な活用方法を知っているだけで、保険料が大きく変わってくるんです。
それでは、具体的な節約術をご紹介します!
複数所有でお得!家族まとめて割引を活用する
セカンドカー割引(複数所有新規特則)を利用する
家族で新しく車を購入する際、すでに高い等級(無事故等級)を持つ契約者がいれば「セカンドカー割引」が適用されます。通常、初めて車を購入すると自動車保険は6等級からのスタートですが、この割引を使えば7等級からスタートできます。
具体的な適用条件
- 既存契約が11等級以上であること(多くの会社の場合)
- 新たに購入する車の契約者が同居の親族であること
- 使用目的が「日常・レジャー」であること(通勤・通学や業務使用には適用されない場合も)
複数台割引を最大化する
同一の保険会社で家族の車をまとめると「複数台割引」が適用されます。割引率は保険会社によって異なりますが、2台目以降は5〜10%程度の割引が一般的です。
中には3台以上で割引率がさらに上がる会社もあります。
我が家では3台すべてを同じ保険会社でまとめています。複数台割引は他の割引(インターネット割引など)を併用できる点がすばらしいです!
おすすめの活用法
- 複数の保険会社で見積もりを取り、複数台割引後の保険料を比較する
- 契約更新のタイミングを合わせると管理が楽になる(一度にまとめて見直しができる)
- 家族全員の車を一括で比較見積もりすると、より大きな割引を引き出せることも
運転者の設定で賢く節約する
運転者の範囲を適切に限定する
自動車保険では、運転者の範囲を限定することで保険料を大幅に抑えることができます。
例えば
- 家族限定: 家族以外は運転しない場合
- 本人・配偶者限定: 本人と配偶者のみが運転する場合
- 本人限定: 契約者本人のみが運転する場合
我が家の場合、私と主人がメインで使う車は「本人・配偶者限定」に設定し、年間約15%の節約を実現しています。
一方、子どもも運転する可能性のある車は「家族限定」にして、バランスを取っています。
年齢条件を最適化する
若い運転者ほど事故リスクが高いとされ、保険料も高くなります。
家族内で「誰がどの車を運転するか」を明確にすれば、若いドライバーが運転しない車は年齢条件を上げることで保険料を抑えられます。
具体的な年齢条件の設定例
- 21歳以上補償:若いドライバーも運転する車
- 26歳以上補償:中堅ドライバーが運転する車
- 30歳以上補償:ベテランドライバーのみが運転する車
我が家では、長女(20歳)が運転する可能性のある車とそれ以外の車で設定を変えています。
設定した年齢や範囲外のドライバーが運転して事故を起こした場合、保険金が支払われない可能性がありますので、家族内でしっかり話し合い、「誰がどの車を運転するか」のルールを明確にしておくことが大切です。
等級・割引を家族で上手に活用する
無事故等級の引き継ぎ制度を活用する
車を買い替える際や、名義を変更する際に知っておきたいのが「等級の引き継ぎ制度」です。
例えば
- 車の買い替え:元の車の等級を新しい車に引き継げる
- 記名被保険者(契約者)の変更:一定の条件下で等級を引き継げる場合がある
特に家族内での名義変更の場合、以下の条件を満たせば等級を引き継げることがあります。
- 同居の親族間での変更
- 配偶者間での変更
- 別居の未婚の子への変更
我が家でも、親族間での変更をしました。これはだいぶん保険料を節約できたと思います。
子どもが独立する際の等級の活用方法
子どもが独立して別居する場合でも、「別居の未婚の子」であれば等級の引き継ぎが可能なケースがあります。
将来的に長女が独立する際には、この制度を活用して保険料負担を軽減させることも考えています。
また、子どもが親の車を「主な使用者」として使用している場合、子どもが別居する前に名義変更しておくと、引き継ぎがスムーズになることもあります。
保険会社によって条件が異なるので、事前に確認しておきましょう!
家族で考える!保険会社の選び方と見直しのポイント
家族の状況に合った保険会社を選ぶ
保険会社によって「家族割引」の条件や金額は大きく異なります。
特に以下のポイントをチェック!
- 複数台割引の割引率(2台目、3台目以降で異なる場合も)
- セカンドカー割引の適用条件
- 家族の年齢構成に有利な年齢条件の設定
- 運転者限定割引の割引率
私の経験では、ダイレクト型保険会社の方が家族割引の恩恵を受けやすい印象です。ただし、事故対応や補償内容も含めて総合的に判断することが大切です。
家族のライフイベントに合わせた見直しを
家族の状況は常に変化します。以下のタイミングでは必ず保険の見直しをしましょう。
- 家族が運転免許を取得したとき
- 子どもが成人したとき
- 家族が独立・別居するとき
- 車を買い替えるとき
- 車の使用目的や使用者が変わるとき
定期的に見直すことで、常に最適な保険設定を維持できます。
家族会議で保険を見直そう!具体的な手順
実際に我が家で実践している「家族で保険を見直す手順」をご紹介します。
STEP1: 家族の運転状況を整理する
まずは以下の情報を整理しましょう。
- 家族全員の年齢と運転歴
- 各車の主な使用者と使用目的
- それぞれの車を誰が運転する可能性があるか
この情報をもとに、車ごとに最適な「運転者の範囲」と「年齢条件」を設定します。
STEP2: 現在の保険内容を確認する
現在加入している保険の以下の項目をチェックします。
- 等級と割引率
- 保険料の内訳
- 適用されている割引
- 補償内容とその必要性
我が家では、これらの情報をすぐわかるようにまとめ、家族がいつでも確認できるようにしています。
STEP3: 複数の保険会社で見積もりを取る
家族全員の車をまとめて、複数の保険会社で見積もりを取ります。この際、「家族まとめて契約」であることを必ず伝え、適用可能な割引を全て反映してもらいましょう。
インターネットの一括見積もりサービスを利用すると、複数社の比較が簡単にできます。我が家では最低5社以上の見積もりを比較しています。
STEP4: 最適な組み合わせを検討する
単純に保険料の安さだけでなく、以下の点も考慮して総合的に判断します。
- 事故対応の質と満足度
- 補償内容の充実度
- 家族の状況変化への対応のしやすさ
最終的には家族会議で話し合い、全員が納得できる保険を選ぶことが大切です。
家族で考えることで大きな節約を実現!
自動車保険は個人単位ではなく、「家族単位」で考えることで大きな節約が可能です。
我が家では上記の方法を実践し、3台合計で年間約10万円の節約に成功しました。
特に重要なポイントをおさらいすると
- 家族まとめて割引を活用する: 同じ保険会社でまとめると割引が大きい
- 運転者の設定を最適化する: 車ごとに誰が運転するかを明確にする
- 等級の引き継ぎを上手に行う: 家族間での名義変更や車の買い替え時に注意
- 家族のライフイベントに合わせて見直す: 特に子どもの成長に伴う変化に注目
子育て中の家庭では、教育費などの出費も多く、少しでも家計の負担を減らしたいものです。自動車保険の見直しは、手間をかける価値のある「確実な節約術」です。
最後に、保険は「万が一の備え」でもあります。単に安さだけを追求するのではなく、必要な補償はしっかり確保した上で、賢く節約することが大切です。
ぜひ家族で話し合い、最適な自動車保険を見つけてくださいね!